こんにちは。うっかりチカッパです。
今回の記事は9月に公開した、GoogleアナリティクスのURLパラメータと仲良くなろう(メルマガ編)の続きの記事になります。
前回は、外部からの流入するユーザの動向を調査したい時、Googleアナリティクスの「カスタムキャンペーン用のURLパラメータ」を使用することをおすすめし、パラメータの種類や作成方法をお伝えしました。
今回はこの続きとして、Googleアナリティクス上での計測方法をお伝えしようと思います。
01.URLパラメータを付与するメリットって?
まず始めは前回のおさらいとして、URLパラメータを付与するメリットについて簡単にご説明します。
私はECサイトのメルマガを発信しているのですが、こんなことが気になります
「サイトへ訪れた人はどれくらいいるのか」
「メルマガ経由での購入数はどれくらいあるのか」
「今回のキャンペーンで一番売れている物は何か」
「どのコンテンツに興味を持ってくれたのか」
これらの悩みは、URLやボタンのクリック回数さえ判明すれば、推測することができますよね。
URLにパラメータを付与すると、Googleアナリティクス上でどのリンクが何回クリックされたかを計測することができるのです。
この結果を参考にして、ユーザに好まれそうなコンテンツを考えてみたり、次回の企画のアイディアにつなげることが可能になります。
02.ルールを決めれば計測もスムーズに
こちらは前回の記事で登場したパラメータを付与したURLの例です。
今回はこのURLを使って、GA上で結果を見てみましょう。
http://www.example.com/?utm_source=mail&utm_medium=email&utm_campaign=160923utm_content=2016autumnsale_bnr
ここでチェックするべきところは、キャンペーン名とコンテンツの2つのパラメータ。
今回の場合は、メルマガなので、キャンペーン名は発信日にしています。
パラメータ | 内容 | 例 |
---|---|---|
utm_campaign | キャンペーン名 | 160923 |
utm_content | コンテンツ | 2016autumnsale_bnr |
悩ましいのはコンテンツの命名です。
「banner」でも計測上では問題ありませんが、複数のバナーがある場合はどこに掲載されているものなのかわかりません。
自分以外のメンバーが見ても「どこの部分のどの要素なのか」がわかるよう、ルールを決めておきましょう。
この命名規則を定めておくことが後々の計測のしやすさを分けるポイントだと個人的に感じています。
03.実際に計測をしてみよう
では、どのようにGoogleアナリティクス上で確認するかをお伝えしていきます。
管理画面の左側のメニューから以下をたどってすべてのキャンペーンの画面へ移動します。
【集客 > キャンペーン > すべてのキャンペーン】
早速ですが、該当のキャンペーン名を発見することが出来ました。
3番目の160923が今回のキャンペーン名です。
このブルーのキャンペーン名をクリックして次の画面へ移動します。
すると、以下の図のような画面へやってきました。
ここではどのようなメディアを通して閲覧されたかがわかります。
今回の対象はメルマガだったため、参照元はmail/emailになっていますね。
詳細を知りたい場合は、キャンペーンのセカンダリディメンションから広告のコンテンツを選択します。
【セカンダリディメンション > 広告のコンテンツ】
2016autumnsale_bnrを無事見つけることが出来ました!
ここでは同じキャンペーン名の「コンテンツ」が一覧で表示されます。
クリックの回数だけではなく新規セッション率や平均セッション時間など、またeコマースを設定しているのなら、コンバージョン率も確認することが出来ます。
今回は初歩的な使い方をお伝えしましたが、アイディア次第で様々な使い方ができると思います。 とても簡単に計測が行えますので、取り入れて改善や企画のアイディアにつなげていきましょう。
テキストのメルマガの悩みが解決!
以前のブログでは触れませんでしたが、
テキスト形式のメルマガでは、このパラメーターが丸見えなんですよね…。
ウェブの人ならURLを見ただけで、おかしいな…と気づくことと思います。
わかる人には「計測してるな…」と気づかれます。
かといって、一般的な短縮URLを使用すると、どんなリンク先が待ち受けているかわからないのでユーザを不安にさせます。
そんな悩みを解決する記事を、867さんが書いてくれました!
実は短縮URLサービスに独自ドメインを使用することができるんです。
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短縮URLサービスを独自ドメインで使用する方法 Branded short URL
企業の独自ドメインならば信頼感があるので、安心してクリックしてもらえそうですよね。
ぜひ併せて読んでいただきたいです。
今回は以上です。チカッパでした!