こんにちは。チカッパです。
ここ最近は、人がどのように物事を認知しているのか、どうしてこういった行動をするのか、といったことに興味を持っています。
人の心や行動は大変複雑なので、心理学や統計的なパターンなどで全てが解決できるとは限りませんが、多少の知識があると普段の物事の見方が変わり、面白く感じてきます。
丁度、今週はそういった記事が多めに上がったのでテーマとして取り上げてみました。
今回のテーマに該当する過去に公開された記事も合わせてリストアップしています。
今週もお気軽にお読みください!
今週のピックアップ
【心理】「考え方のクセ」はブランドの好みも左右する!
人が物を選ぶ時に作用する「考え方のクセ」はブランドの好みにも反映されており、その行動は、よく使用する通販サイトや普段購入する飲み物の趣向にも表れているとのこと。
こちらの記事は、前回の記事の続きとなりますので、合わせて読んでいただくと良さそうです。
前回は人には考え方のクセがあり、いくつかに分類することができる。といった内容なのですが、購買層がどこに分類されるか理解すると、より効果的なアプローチ法を考える事が出来そうですね。
【心理】コピーライターの行動心理学。人を動かす6つの行動パターン。
自分の意思で行動していたと思っていたことの多くが、6つの行動パターンに分類される、といった内容の記事です。普段自分自身が買い物をする時も口コミを参考にして購入に至ったり、話題のお店だから一度行ってみよう!と心を動かされることも多いですよね。
店頭前でコーヒーを配っている海外食品を扱うあのお店…私は足を運ぶと予定外の買い物をしてしまうので、この「返報性」の法則にまんまとハマってしまっているのかもしれません…。
【心理】マーケティングで大切なことは全部デアゴスティーニが教えてくれる【行動経済学の7つの効果】
誰もがCMや書店で一度は目にしたことがあるデアゴスティーニですが、実はロジカルなマーケティング戦略が潜んでいたんですね。
特に自分自身で物を作り上げる、数回にわけて購入していく、といった場合は、商品自体よりも今まで投資した時間のことを考えてしまうので、途中でやめられなくなりますよね。
よく目にする数回購入すると特典が得られる商法は「コンコルド効果」を利用していたんですね。こうやって改めて読んでみると面白いです。
【視覚】認知の理解で変わるプレゼンスライドのデザイン
面白い内容のスライドでも話の流れを追うことに集中していると、後々どんな内容だったか思い出せないこともありますよね。
一瞬で流れてしまうスライドに関しては「見やすい」「わかりやすい」デザインが全てではないのだということを改めて気付かされます。
また、インパクトを与えるために違った角度から物事をアプローチすることで興味を引くという考え方は、普段のデザインやコピーでも参考になりますね。
【情報認識】文字を「右→左」に読むペルシア語圏のUIは左右逆になるのかイランの人に話を聞いてきました
こちらは昨年の記事ですが、とても興味深い内容だったので、ピックアップしました。
中東圏は言語上右から左に文章を読んでいくので、目線の運び方も日本や英語圏と逆になることは理解していましたが、この習慣が逆になると他の情報の認識パターンも違ってくるそうです。
日本や英語のサイトの場合、「詳細」へ遷移させるボタンは右側に設置されますが、アラビア語圏では左に設置されます。また、「未来」への認識も逆になりますので、ブログの「次の記事」も逆ですね。
参考としてマンチェスターユナイテッドのアラビア語サイトをご紹介しますので、中東圏のサイトをご覧になったことが無い方はぜひ見てみてください。
今週のひとこと(番外編)
今週は、とうとうこんなものまで開発が始まったの!とワクワクする記事をみつけたのでシェアしようと思います。
タッチやスワイプでスマートフォンを操作できるGoogleとリーバイスの共同開発「スマートジャケット」
Googleとリーバイスが共同開発を行い、スマートフォンと連携する「スマートジャケット」の開発を行っているとのこと…!
デニムの生地にセンサーを織り込んでいるとのことで、タッチやスワイプなどのアクションによってスマートフォンの操作を行うことができるそうです。
記事を読む限り、以下の様な操作が行えるようですよ。
- タッチなどにより電話やミュージックプレイヤーを操作
- 袖のボタンが光ることによって着信の通知を知らせる
- Google Mapsと連携させてナビを操作、生地をタッチするだけでマップ上にピンを立てられる
- Stravaと連携するので、おそらく走行ログを取得してくれる
まだ、ティザームービーが公開されたばかりなので価格などの詳細は不明ですが、今後情報が更新されていくことだと思います。 英語サイトですが、この「スマートジャケット」をどのようにして製作するのか、商品開発について書かれた「Project Jacquard」という記事を見つけましたので、こちらも是非読んでみてくださいね。
Googleは今後様々なアパレルメーカーとウェアラブル商品を共同開発していく意向だそうなのでとっても楽しみですね。
今週は以上です!チカッパでした!