入社してみて感じたグランフェアズと他の制作会社との明らかな違い

はじめまして。新人の井上です。
入社して早2ヶ月。グランフェアズにも少しずつ慣れてきました。
以前もWeb制作会社に勤めていた私ですが、明らかに他の制作会社とは違う!と感じたことを今回はまとめました。

なかなかこの業界は企業の特長が打ち出しにくく、お客さまもどの制作会社に依頼するべきか迷われるかと思います。そこで、新人の私が見た「生」の違いをお伝えすることで、弊社をよりアピールできればと思います。

Officeソフトの資料が多い

まず驚いたのは、エクセルやパワーポイントの資料の多さです。
スケジュールや見積もりはもちろんですが、コンテンツ一覧表、ファイル設計書や運用管理表など、今まで作成したことのない資料ばかり。

あるプロジェクトのファイル一覧です。これで3階層なので、まだまだあります。

ファイル一覧

準備万端でプロジェクトインができ、スムーズに進行ができる

特にデザイナーはOfficeソフトが得意ではない人が多いです。私もそうです。慣れていないソフトでひたすら地味な作業は辛いです。資料作成だけで労力がかかるので、後回しにしてしまったり、省いてしまいます。

しかし、資料作成を怠ることで、結局ムダに労力がかかってしまうケースがあります。
Webサイト制作は納期が後倒しになることが少なくありません。それは主にデザインの大幅な変更、素材不足、調査不足などといった原因があります。これは単純に最初に把握・整理・準備することで防ぐことができます。
弊社では、全ての情報が細かい資料で整理されていることで、ムダがなく、スムーズに進めることができるのです。

誰もが共有できること

資料は誰が見ても分かりやすく作成されています。

入社したばかりで案件のことが理解できていない新人でも、資料をみることで概要を理解することができます。実際、運用の引継ぎでは資料の手順どおりに作業して問題ありませんでした。よって説明の時間が大幅に短縮できました。また、各資料ごとにテンプレートがあるので、新人が資料作成するときも迷いません。

テンプレートで作成されたマニュアルです。エクセルよりもワードが苦手な私ですが、作成することができました。

マニュアル

地味な作業ですが、情報を整理整頓することで、Webサイトの質をアップさせ、作業効率化につながっているんだと思います。
なんだか日々の生活の「片付け」と似てますね。

コミュニケーションはネット上で

前職の作業指示は基本的に「メール+印刷された資料+口頭」で伝えられていました。それに対し、弊社の連絡は全てオリジナルのプロジェクト管理ツールを使用してブラウザ上で確認します。

オリジナルのプロジェクト管理ツール「コラボG」の画面です。全てのプロジェクトがこの管理ツール内で管理されています。

コラボ

そのため、社内はとても静か・・・。正直静かすぎて、最初戸惑いがありました。
しかし、メリットを考えれば納得がいきます。

プロジェクト管理ツールを使用する明確なメリット

プロジェクトのスタートから納品、運用までのコミュニケーション履歴が全て残るため、後ほど見返すことも容易で、いつどんな変更があったのか確認することができます。納品段階で全ての修正が反映されているか確認するときに大活躍です。
一方、紙の資料はバージョン管理や整理が大変で、該当ページをいちいち探す手間があります。口頭で伝えられた指示は、言った言ってないの判断がつきません。

先ほどの資料作成と同様、文章で分かりやすく伝えるのは難しく、手間はかかりますが、結果として仕事の精度を維持しながら作業効率化につながります。
おまけに「文章を理解する力」「誰にでも分かりやすい文章の書き方」を身につけることができます。Web制作者として必要なスキルです。損はありません。

アクセス解析・SEO対策も得意

分かりやすい特長として、アクセス解析の専門家「運営堂さん」との連携があります。
共同サイトのグラン堂もぜひ一度ご覧ください。

制作会社の中できちんと解析やSEO対策をしているところは少ないです。私もかつては制作作業の最終工程でタグを設置して、その後は放置という状態でした。
前職でもWebサイトはいくつも立ち上げてきました。規模が小さいものが多かったこともあり、数はありました。しかし、立ち上げてもサイトに来るユーザーがいなかったり、効果があがらないため、お客さまが離れていってしまうことも少なくありませんでした。つい、見た目だけにこだわってしまって、本来のWebサイトの意味を忘れてしまっていました。

弊社では、サイト設計から運営堂さんと共同でプロジェクトを始めることで、今後のサイト運営まで考えられた効果のある本来のWebサイトが出来上がります。

設計には手間がかかりますが、お客さまのことを本当に考えているからできることだと思います。
さらに、驚くべきことは、1度もお客さまが離れたことがないという点。お客さまに満足していただけている証拠ではないでしょうか。

当たり前のことを当たり前にこなしている

普通のことかもしれませんが、意外に多くの制作会社ができていないことだったりします。私も言われてから気づいたり、初めて知ることがありました。

たとえば、以下2点の対応です。

  • 「404 not found」対応
  • 「www」あり/なしの正規化

どちらも対応するべき項目です。しかし、納品をすることを目標としてしまっているため、ぱっと見て分からない部分に対しては疎かにしてしまいがちです。

その他、Webデータ関連ではコードは極力少なく正確なデータを作成するなど、とにかく徹底しています。今までなんとなくでやってきてしまった部分があったので、当たり前のことができていなかったんだ・・・と衝撃を受けました。基本的な部分ができていないというのはプロとして失格です。自分がお客さまの立場だったら、当然なことでした。

今まであげてきた違いはすべてつながっている

情報の整理整頓、ブラウザ上でのプロジェクト管理、設計に組み込まれたアクセス解析など、どれも本来は当たり前にしなければいけないことです。

私が見てきた中だけでも、多くの制作会社が本当はわかってはいるけれど、忙しい、面倒、できる人がいない等の理由でなかなかできていないと思います。
それが「当たり前」にできている。
これがグランフェアズにとって1番の特長ではないかと思います。

考えてみれば人間でも同じですね。人に親切にするだとか、困っている人を助ける、相手の気持ちを考えるなど、当たり前にできている人は少ない。だからこそ、できている人は輝いて見えます。

この業界に強い、ECサイトが得意、面白いサービスを提供するなどのアプローチの仕方はよくあると思います。
しかし、「当たり前のことを当たり前にする」この特長は他の制作会社にはない、明らかな違いであると感じます。

おまけ

メンバー全員がプロフェッショナル。これは今回の記事で伝わったと思います。
それなのに、皆さん気さくで人柄が素敵。コミュニケーションはネット上でと書きましたが、少人数なので和気あいあいとしています。
どんなに仕事ができても、対応が悪い人とは仕事はしたくありませんよね。
弊社はそんな部分もカバーできている会社です!