こんにちは。うっかりチカッパです。
ECサイトや日常のショッピングで時々「2つ購入したら3つ目は10%OFF」「お好きな商品を3つ選んで1000円」なんていうセールに出会いますよね。
2つしか必要がなくてもつい3つ目を買ってしまう、あの魔のセール方法です。
複数を購入すると割引される販売方法は、バンドル販売と呼ばれるもので、これをFutureShopでも実現することができるんです。
今回はこのバンドル販売機能についてお伝えしていきたいと思います。
3種類のバンドル販売機能について
Future Shop2(フューチャーショップ2)では、3つのバンドル販売方法(割引方法)を使用して、まとめ買いセールを行うことが出来ます。
01.「お好きな商品を3つ選んで1000円」定額固定
「お好きな商品を3つ選んで1000円」などという、金額と購入点数を固定し、販売を行う方法です。
通常価格で購入するよりもお得に設定することで、お客さまの購買意欲をグンと高めることができそうです。
02.「2つ購入すれば10%OFF」定率割引
購入点数に対して割引率を設定することができる販売方法です。
定額値引との違いは、割引方法が●割引(●%OFF)となるところです。
03.「3つ購入すれば1000円OFF」定額値引
購入点数に対して割引額を設定することができる販売方法です。
この機能を使用すれば、「3つ目は無料!」といったセールを行うこともできますね。
買えば買うほど安くなる設定も可能
Future Shop2(フューチャーショップ2)のバンドル販売機能には、買えば買うほど安くなる設定を行うこともできます。
たとえば、
定額固定の場合は
「3つで1000円、5つ1200円」と、数を増やせば1点あたりの価格が割引される販売に。
定率割引の場合は
「2つ購入すると5%OFF、3つ購入すれば10%OFF」と、購入点数に応じて割引率が高くなる販売に。
定額値引の場合は
「3つ購入すれば1000円OFF、5つ購入すれば1500円OFF」と、購入点数に応じて割引金額が高くなる販売に。
アイディア次第で様々な割引方法を実現することができます。
では、定額値引の設定を行ってみましょう。
バンドル販売基本情報へ
【運用メニュー > 商品管理 > バンドル販売】
をたどって「バンドル販売基本情報」の管理画面へ移動しましょう。
今回は、3つ購入すれば500円OFF、5つなら900円OFF、10購入すれば2000円OFFしてみましょう。
番号 | 項目名 | 設定内容 |
---|---|---|
1 | 利用設定 | ここにチェックをいれると利用できるようになります。 |
2 | バンドル販売名 | 任意の名前でOK。管理画面で表示される販売名です。 |
3 | バンドル販売URLコード | バンドル販売の商品一覧を作成する場合のURLです。 |
4 | バンドル販売割引対象 | 割引の基準を設定。対象商品の価格が異なる場合に便利です。 |
5 | バンドル販売割引種類 | 先述の3つの割引方法。今回は定額値引きですね。 |
6 | バンドル販売設定 | 割引の金額を設定。最大5段階の設定ができます。 |
今回は、個数ごとに割引をさせたいので、「6」のバンドル販売設定で個数ごとに異なる割引金額を入力してみました。
このバンドル販売設定は、最大5段階の割引率を設定することができます。
また、設定した割引の個数の最大値を超えると、設定した割引率の組み合わせになります。
今回の割引設定の場合は、10を超えた場合に起こるのですが、
13個購入 →10個(2000円OFF)+3個(500円OFF)=2500円OFF
15個購入 →10個(2000円OFF)+5個(900円OFF)=2900円OFF
このように、個数に対して設定した割引が組み合わされていきます。
(FutureShopさま、教えていただきありがとうございました!)
では、これを商品に適用させてみましょう。
バンドル販売を商品へ適用させる
適用したい商品の「商品基本情報編集」へ移動します。
驚くほど簡単なので、図を用いるほどでもありませんが…
ページの9段目にある「バンドル販売」のプルダウンを見つけます。
そして適用!
たったこれだけです!
これで、カートに対象商品が入ると、お会計の時に全体の金額から該当の割引が行われます。
このバンドル販売は、上手に使用すれば様々なセールを行うことができますので、ぜひ活用してみてくださいね。
最近はECサイトのディレクションが多くなってきたので、毎日のようにFutureShopを触っているのですが、まだまだ使っていない機能も多く…つい好奇心が騒いでしまいます。
今週は以上です。チカッパでした!